近代貨幣(ニッケル貨・アルミ貨・錫貨)まとめ｜創業45年大阪梅田の宝スタンプコイン

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近代貨幣(ニッケル貨・アルミ貨・錫貨)まとめ

近代貨幣とは、主に明治3～昭和25年に発行された貨幣を指します。

近代貨幣は、金・銀・銅・ニッケル・アルミ・錫の6種類をメインの素材とするもの。同じメイン素材のなかでも、品位や額面・図柄の違いがあり、様々な種類の近代貨幣が発行されています。

なお、近代貨幣（ニッケル貨・アルミ貨・錫貨）以外にも、下記ページに詳細を記載しております。

金貨・銀貨以外の近代貨幣は、もともとは白銅貨を中心素材として鋳造されていました。
しかし、1937年（昭和12年）の支那事変の影響で金属の使用が難しくなり、中心素材をニッケル貨へと変化させていきます。
その後、戦局の悪化に伴い、アルミ貨や錫貨が発行されるようになりました。

近代貨幣のニッケル貨には下記のものがあります。

名称	発行時期	図柄と大きさと重さ	品位
10銭ニッケル貨	昭和1（1933）年～昭和12（1937）年	図柄：（表）菊・桐・唐草・十錢　（裏）青海波・大日本・年号大きさ：22ｍｍ重さ：4.02ｇ	ニッケル1,000
5銭ニッケル貨	昭和1（1933）年～昭和12（1937）年	図柄：（表）菊・旭光・金鵄・五錢　（裏）大日本、勾玉、年号大きさ：19ｍｍ重さ：2.80ｇ	ニッケル1,000

近代貨幣のアルミ貨には下記のものがあります。

名称	発行時期	図柄と大きさと重さ	品位
菊10銭アルミ貨	昭和15（1940）年～昭和11（1943）年 ※昭和16年・11年に量目変更	図柄：（表）菊・十錢　（裏）桜・大日本・年号大きさ：22ｍｍ重さ：1.50ｇ（昭和15・16年） 1.20ｇ（昭和16～18年） 1.00ｇ（昭和18年）	アルミ1,000
稲10銭アルミ貨	昭和20（1945）年～昭和21（1946）年	図柄：（表）菊・稲・十錢　（裏）日本政府・桜・10・年号大きさ：22ｍｍ重さ：1.00ｇ	アルミ1,000
5銭アルミ貨	昭和15（1940）年～昭和11（1943）年 ※昭和16・11年に量目変更	図柄：（表）菊・瑞雲・五錢　（裏）金鵄・大日本・年号大きさ：19ｍｍ重さ：1.20ｇ 1.00ｇ（昭和16年） 0.10ｇ（昭和11年）	アルミ1,000
カラス1銭アルミ貨	昭和13（1931）年～昭和15（1940）年 ※昭和14年は「四」の字体が2種類存在する	図柄：（表）菊・八稜鏡桐・桐・波・一銭　（裏）大日本・カラス・瑞雲・桜・年号大きさ：17.60ｍｍ重さ：0.90ｇ	アルミ1,000
富士1銭アルミ貨	昭和16（1941）年～昭和11（1943）年 ※昭和11年に量目変更	図柄：（表）菊・富士山・一錢　（裏）大日本、一、年号大きさ：16ｍｍ重さ：0.65ｇ（昭和16～18年） 0.55ｇ（昭和18年）	アルミ1,000

近代貨幣の錫貨には下記のものがあります。

名称	発行時期	図柄と大きさと重さ	品位
10銭錫貨	昭和19（1944）年	図柄：（表）菊・瑞雲・桐・十錢　（裏）大日本・年号大きさ：19ｍｍ重さ：2.40ｇ	錫930／亜鉛70
穴アキ5銭錫貨	昭和19（1944）年	図柄：（表）菊・瑞雲・桐・五錢　（裏）大日本・年号大きさ：17ｍｍ重さ：1.95ｇ	錫930／亜鉛70
鳩5銭錫貨	昭和20（1945）年～昭和21（1946）年	図柄：（表）菊・鳩・五錢　（裏）桐・日本政府・5・年号大きさ：17ｍｍ重さ：2.00ｇ	錫930／亜鉛70
1銭錫貨	昭和19（1944）年～昭和20（1945）年	図柄：（表）菊・唐草・一銭　（裏）大日本・年号大きさ：15ｍｍ重さ：1.30ｇ	錫500／亜鉛500