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享保丁銀(きょうほうちょうぎん)は、正徳4(1714)年8月2日に鋳造が開始された丁銀です。 鋳造開始は正徳の時代であることから「正徳丁銀」と呼ばれることもありますが、流通していた期間として享保のほうが長いことから、多くの場合に「享保丁銀」と呼ばれています。 また、極印が10面打以上のものを「正徳丁銀」、9面打以下を享保丁銀と区別する説もあります。(8面打以上が正徳丁銀、7面打以下が享保丁銀という区別する説も存在)
享保丁銀は、宝永期の4回にわたる貨幣改鋳によって、下がり続けた丁銀の品位を向上させる目的で発行されました。 宝永期の最後の改鋳にあたる「宝永四ツ宝丁銀」の銀含有率が20%ほどであるのに対し、享保丁銀の銀含有率は約80%で、銀の含有率が向上しています。 享保丁銀が発行される少し前の正徳4年5月、宝永期の改鋳で将軍の決済を得ず、不当な改鋳で利益を得たとされる銀座(銀貨の鋳造所)に手入れがなされ、処罰された者も出ました。 そしてその後すぐに、正徳銀(享保銀)吹立の御触れが出され、同年8月に正徳丁銀(享保丁銀)の鋳造が始まったとされています。
天保丁銀の表面には、大黒像の他に「常是」「寶」の文字が極印として打たれています。 慶長丁銀とほぼ同じデザインですが、大黒像がわずかに斜めを向いているものを慶長丁銀、正面を向いているのを享保丁銀(正徳長銀)として見分けることができます。 形状は他の多くの丁銀と同じくナマコ型で、秤量貨幣(取引の際に重さを計り使用する貨幣)のため量目(重さ)も定まっていません。
極印が大黒像を含めて10面打以上の物を正徳丁銀(初期に鋳造された物)とする説がありますが、10面打以上の正徳丁銀の数は少なく、全体の1%ほどだと言われています。 また、12面の大黒像が刻まれた「十二面大黒丁銀」も存在しますが、これは上納用や祝儀用としてつくられたものです。 享保丁銀にも、他の多くの丁銀と同じく豆板銀(まめいたぎん)という、小さな丸型の貨幣が存在します。 これは享保豆板銀(正徳豆板銀)と呼ばれるもので、享保丁銀と同品位です。図柄も享保丁銀と同じく「常是」「寳」の文字や、正面を向いた大黒像が打たれています。
享保丁銀は享保21(1736)年までに、享保豆板銀と合わせて331,420貫(約1,236t)あまりが鋳造されたと言われています。
享保丁銀の買取価格は状態や希少価値によって変動する場合があり、希少な物は高価で買取させていただける場合もございます。 また、丁銀は秤量貨幣と呼ばれる、重さが均一でない貨幣であるため、一般的にレプリカが造られやすいものだと言われています。 当店ではプロの鑑定士が一点一点丁寧にお品物を鑑定いたしますので、ぜひお気軽にご来店ください。 さらに当店HPには、お品物の写真をお送りいただくだけの簡単な「無料査定フォーム」や、 お問合せフォームもご用意しております。ご不明・ご不安な点があるお客様は、店頭での査定の前にぜひご活用ください。 当店は、大阪駅前第二ビル2階と好アクセス。皆様のお気軽なご来店、心よりお待ちしております。 http://www.takarastampcoin.com/fmail02/fmail.cgi
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古銭「享保丁銀(きょうほうちょうぎん)」とは?
享保丁銀(きょうほうちょうぎん)は、正徳4(1714)年8月2日に鋳造が開始された丁銀です。
鋳造開始は正徳の時代であることから「正徳丁銀」と呼ばれることもありますが、流通していた期間として享保のほうが長いことから、多くの場合に「享保丁銀」と呼ばれています。
また、極印が10面打以上のものを「正徳丁銀」、9面打以下を享保丁銀と区別する説もあります。(8面打以上が正徳丁銀、7面打以下が享保丁銀という区別する説も存在)
享保丁銀が発行された時代背景
享保丁銀は、宝永期の4回にわたる貨幣改鋳によって、下がり続けた丁銀の品位を向上させる目的で発行されました。
宝永期の最後の改鋳にあたる「宝永四ツ宝丁銀」の銀含有率が20%ほどであるのに対し、享保丁銀の銀含有率は約80%で、銀の含有率が向上しています。
享保丁銀が発行される少し前の正徳4年5月、宝永期の改鋳で将軍の決済を得ず、不当な改鋳で利益を得たとされる銀座(銀貨の鋳造所)に手入れがなされ、処罰された者も出ました。
そしてその後すぐに、正徳銀(享保銀)吹立の御触れが出され、同年8月に正徳丁銀(享保丁銀)の鋳造が始まったとされています。
享保丁銀の図柄、形状、重さ
天保丁銀の表面には、大黒像の他に「常是」「寶」の文字が極印として打たれています。
慶長丁銀とほぼ同じデザインですが、大黒像がわずかに斜めを向いているものを慶長丁銀、正面を向いているのを享保丁銀(正徳長銀)として見分けることができます。
形状は他の多くの丁銀と同じくナマコ型で、秤量貨幣(取引の際に重さを計り使用する貨幣)のため量目(重さ)も定まっていません。
享保丁銀の種類
極印が大黒像を含めて10面打以上の物を正徳丁銀(初期に鋳造された物)とする説がありますが、10面打以上の正徳丁銀の数は少なく、全体の1%ほどだと言われています。
また、12面の大黒像が刻まれた「十二面大黒丁銀」も存在しますが、これは上納用や祝儀用としてつくられたものです。
享保丁銀にも、他の多くの丁銀と同じく豆板銀(まめいたぎん)という、小さな丸型の貨幣が存在します。
これは享保豆板銀(正徳豆板銀)と呼ばれるもので、享保丁銀と同品位です。図柄も享保丁銀と同じく「常是」「寳」の文字や、正面を向いた大黒像が打たれています。
享保丁銀(きょうほうちょうぎん)の発行枚数(鋳造量)
享保丁銀は享保21(1736)年までに、享保豆板銀と合わせて331,420貫(約1,236t)あまりが鋳造されたと言われています。
享保丁銀(きょうほうちょうぎん)の高価買取には?
享保丁銀の買取価格は状態や希少価値によって変動する場合があり、希少な物は高価で買取させていただける場合もございます。
また、丁銀は秤量貨幣と呼ばれる、重さが均一でない貨幣であるため、一般的にレプリカが造られやすいものだと言われています。
当店ではプロの鑑定士が一点一点丁寧にお品物を鑑定いたしますので、ぜひお気軽にご来店ください。
さらに当店HPには、お品物の写真をお送りいただくだけの簡単な「無料査定フォーム」や、
お問合せフォームもご用意しております。ご不明・ご不安な点があるお客様は、店頭での査定の前にぜひご活用ください。
当店は、大阪駅前第二ビル2階と好アクセス。皆様のお気軽なご来店、心よりお待ちしております。
http://www.takarastampcoin.com/fmail02/fmail.cgi