中国では、銀貨のことを「銀元(銀圓)」といいます。 中国では省による鋳造や政権交代の度に様々な銀元が発行されてきました。
このページでは、中国の銀貨(銀元)の中でも一般的に買取価格が高く、一定数の取引がされている銀貨についてご説明します。
今回ピックアップしたのは、以下の中国銀貨です。
・ 銀錠(元寶を除く)
・ 元寶(宣統元寶・光緒元寶)
・ 1 円銀貨(光緒 24 年・孫文・袁世凱)
銀錠とは、中華民国時代までに取引された中国銀貨です。 お椀や馬蹄のような形をした秤量貨幣で、取引の際に品位や量目を計って必要な分を使用していました。
銀錠には細かい形状の規定がなく、製造された各地方ごとに様々な形の銀錠が存在します。 銀錠は清王朝の頃に日本にも知られましたが、日本では「馬蹄銀」という名前で広まっています。
銀錠は、元朝以降は「元寶(元宝)」と呼ばれるようになりました。 元朝では、これまでの銀錠形の銀貨だけでなくコインなども含めてすべての通貨を「元寶」と呼んでいたとみられます。
中華民国時代までに取引された中国の銀貨。 ただし、中華民国時代では、湖北省など省ごとに発行されているものがある。
これまで銀錠と呼ばれていた銀貨も元朝からは元寶と呼ばれるようになった他、コイン型の貨幣も含め、まとめて元寶として扱われます。
宣統元寶(銀貨)は、湖北省や広東省などで鋳造されました。 七銭二分の額面で、表に額面や製造した省、「宣統元寶」などの文字が刻まれています。
光緒元寶は清朝で発行された銀貨です。 江南省のほか、北洋造と刻印されたものが取引されています。
また、光緒元寶は貿易銀としても使用されていました。 額面は 7 銭 2 分、表には鋳造された省や額面、裏には竜の絵が刻まれています。
銀元とは、中国の一円銀貨のことです。正しくは「圓」と表記していましたが、画数が多いことで「元」を単位として代用しました。 中国の 1 円銀貨には様々な種類があります。 製造された年代によってデザインも異なり、中国の偉人の肖像がデザインされえているものもあります。
中国 1 円銀貨(光緒 25 年)は、奉天機器局などで鋳造された 1 円銀貨です。図柄は、中央に竜とその周りを囲む文字として「光緒二十五年」「奉天機器局造」 が配置されています。
中国 1 円銀貨(孫文)は、1927 年から流通したものです。 元の 1 円銀貨は袁世凱の横顔が描かれていましたが、「元」が中国の正式な通貨単位になったことから新たな銀貨が造られ、そのときから 1 円銀貨の肖像は孫文になりました。
孫文は中国の辛亥革命で活躍し中華民国を成立させ、「国父」「革命の父」などと呼ばれています。
中国 1 円銀貨(孫文)の重さは約 26.7g、直径は約 38mmです。
中国 1 円銀貨(袁世凱)は、中華民国の時代に発行された 1 円銀貨です。 表には、中華民国の初代大統領である「袁世凱」の横顔が描かれています。裏には額面である「壹圓」の文字があります。
重さは約 27g、大きさは直径約 39mmです。
中国古銭の銀貨には本当に多くの種類があり、同じ銀貨でも異なる省で製造されていることもあり、その場合には印字されている内容が変わります。 銀貨の希少価値や状態によって買取価格は異なりますので、中国銀貨をお持ちのお客様は、ぜひお気軽に当店にご来店ください。 ご自身では価値の判断が付かない古銭も、当店の買取スタッフが丁寧に査定いたします。 宝スタンプコインは大阪駅前第二ビル 2 階と大変好アクセス。皆様のご来店、心よりお待ちしております。 https://www.takarastampcoin.com/fmail02/fmail.cgi
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人気の「中国古銭:銀貨(銀元)」(銀錠、元寶、一円銀貨など)
中国では、銀貨のことを「銀元(銀圓)」といいます。
中国では省による鋳造や政権交代の度に様々な銀元が発行されてきました。
このページでは、中国の銀貨(銀元)の中でも一般的に買取価格が高く、一定数の取引がされている銀貨についてご説明します。
今回ピックアップしたのは、以下の中国銀貨です。
・ 銀錠(元寶を除く)
・ 元寶(宣統元寶・光緒元寶)
・ 1 円銀貨(光緒 24 年・孫文・袁世凱)
「中国古銭:銀錠」とは?
銀錠とは、中華民国時代までに取引された中国銀貨です。
お椀や馬蹄のような形をした秤量貨幣で、取引の際に品位や量目を計って必要な分を使用していました。
銀錠には細かい形状の規定がなく、製造された各地方ごとに様々な形の銀錠が存在します。
銀錠は清王朝の頃に日本にも知られましたが、日本では「馬蹄銀」という名前で広まっています。
銀錠は、元朝以降は「元寶(元宝)」と呼ばれるようになりました。
元朝では、これまでの銀錠形の銀貨だけでなくコインなども含めてすべての通貨を「元寶」と呼んでいたとみられます。
「中国古銭:元寶」とは?
中華民国時代までに取引された中国の銀貨。
ただし、中華民国時代では、湖北省など省ごとに発行されているものがある。
これまで銀錠と呼ばれていた銀貨も元朝からは元寶と呼ばれるようになった他、コイン型の貨幣も含め、まとめて元寶として扱われます。
「中国古銭:宣統元寶」とは?
宣統元寶(銀貨)は、湖北省や広東省などで鋳造されました。
七銭二分の額面で、表に額面や製造した省、「宣統元寶」などの文字が刻まれています。
「中国古銭:光緒元寶」とは?
光緒元寶は清朝で発行された銀貨です。
江南省のほか、北洋造と刻印されたものが取引されています。
また、光緒元寶は貿易銀としても使用されていました。
額面は 7 銭 2 分、表には鋳造された省や額面、裏には竜の絵が刻まれています。
「中国古銭:1 円銀貨(銀元)」とは?
銀元とは、中国の一円銀貨のことです。正しくは「圓」と表記していましたが、画数が多いことで「元」を単位として代用しました。
中国の 1 円銀貨には様々な種類があります。
製造された年代によってデザインも異なり、中国の偉人の肖像がデザインされえているものもあります。
「中国古銭:大清光緒 奉天省造 1 円銀貨」とは?
中国 1 円銀貨(光緒 25 年)は、奉天機器局などで鋳造された 1 円銀貨です。図柄は、中央に竜とその周りを囲む文字として「光緒二十五年」「奉天機器局造」
が配置されています。
「中国古銭:孫文(銀元)」とは?
中国 1 円銀貨(孫文)は、1927 年から流通したものです。
元の 1 円銀貨は袁世凱の横顔が描かれていましたが、「元」が中国の正式な通貨単位になったことから新たな銀貨が造られ、そのときから 1 円銀貨の肖像は孫文になりました。
孫文は中国の辛亥革命で活躍し中華民国を成立させ、「国父」「革命の父」などと呼ばれています。
中国 1 円銀貨(孫文)の重さは約 26.7g、直径は約 38mmです。
「中国古銭:袁世凱(銀元)」とは?
中国 1 円銀貨(袁世凱)は、中華民国の時代に発行された 1 円銀貨です。
表には、中華民国の初代大統領である「袁世凱」の横顔が描かれています。裏には額面である「壹圓」の文字があります。
重さは約 27g、大きさは直径約 39mmです。
「中国古銭:銀貨(銀元)」の高価買取には?
中国古銭の銀貨には本当に多くの種類があり、同じ銀貨でも異なる省で製造されていることもあり、その場合には印字されている内容が変わります。
銀貨の希少価値や状態によって買取価格は異なりますので、中国銀貨をお持ちのお客様は、ぜひお気軽に当店にご来店ください。
ご自身では価値の判断が付かない古銭も、当店の買取スタッフが丁寧に査定いたします。
宝スタンプコインは大阪駅前第二ビル 2 階と大変好アクセス。皆様のご来店、心よりお待ちしております。
https://www.takarastampcoin.com/fmail02/fmail.cgi