皇朝銭とは、皇朝十二銭ともいう日本の古銭(硬貨)です。 708年から963年にかけて、12種類が発行されました。 本朝十二銭や、皇朝十二文銭とも呼ばれ、それらの種類には和同開珎や萬年通宝、神功開宝があります。
皇朝銭の見た目の特徴は、唐の開元通宝という貨幣を参考に造られたため、円形で真ん中に四角い穴が開いている古銭(硬貨)で、額面は1文の価値となります。
和同開珎(わどうかいほう/わどうかいちん)とは、12種類ある皇朝銭(皇朝十二銭)の中の一種です。 発行は708年で、一番最初に発行された皇朝銭となります、 また、日本での流通が確認できる最古の貨幣が、和同開珎だと言われています。
和同開珎は円形で直径24mm、真ん中の穴は一辺約7mmの正方形です。 どの種類も表に「和同開珎」と文字が刻まれています。
皇朝銭の和同開珎には、「古和同開陳」が5種類、「和同開珎」が7種類あります。 それでは、和同開珎の種類についての詳く確認してみましょう。
・笹手 ・縮字 ・大字/小字 ・隷開(位付2) ・隷開(位付4)
古和同開珎の笹手は、銀と銅でできています。 銭文(刻まれた文字)の末端が細く、「和同開珎」という文字の「同」の口が降りているのが特徴です。
古和同開珎の縮字は、銀と銅でできています。 「禾」(和ののぎへん)の第四画の先端が隆起して、点のようになっているのが特徴です。
古和同開珎の大字/小字は、銀と銅でできています。 大字は「和」の字が縦長で、「開」の字が大きく長いのが特徴です。 小字のほうは、この逆の字体になります。
古和同開珎隷開(位付2)は、銀でできています。 「同」の字の「口」が左に寄っており、「開」の字は隷開(開の門構えの上部が開いている字体)です。
古和同開珎隷開(位付4)は、銅でできています。 隷開(位付2)と字体は同じですが、こちらは素材が銀ではなく銅であるため、位付も異なります。
・中字(標準銭) ・短和(降和) ・長珎 ・小珎 ・ノ木 ・三ツ跳 ・四ツ跳
和同開珎中字(標準銭)は、銅でできています。 中字は和同開珎の中で最も標準的な、基本書体が刻まれているものです。
和同開珎短和(降和)は、銅でできています。 「和」の字が降りており、「珎」の「王」と「同」の「口」が大きいのが特徴です。
和同開珎長珎は、銅でできています。 「和」の「禾」の第二・三画が降りており、「珎」の「尓」が長くなっています。
和同開珎小珎は、銅でできています。 「和」の字の「口」が昂り、「珎」の「尓」が左に寄っています。
和同開珎ノ木は、銅でできています。 「和」の第五画と、「珎」の「尓」が長いのが特徴です。
和同開珎三ツ跳は、銅でできています。 「和」「同」「珎」の3文字の末端が跳ねており、全体的に文字が大きくなっています。
和同開珎四ツ跳は、銅でできています。 「和」「同」「開」「珎」すべての文字の末端が跳ねており、全体的に文字が小さくなっています。
和同開珎は種類が多く、見分けがつきづらい場合もあります。 また和同開珎の種類や状態、相場によっても価値(買取価格)が大きく変動いたしますので、お手元に和同開珎をお持ちのお客様には、ぜひプロの査定を受けられることをおすすめいたします。
宝スタンプコインのホームページには「簡単!買取査定フォーム」をご用意。 写真を撮って送るだけの簡単なフォームですので、まずはお気軽にご利用ください。 なお和同開珎は偽物も多く鑑定書がついていない物は買取できない場合もございます。
当店は、大阪駅前第2ビルにあり非常に好アクセス。 より詳しい査定を受けられたいお客様は、ぜひ宝スタンプコインの店頭にお越しくださいませ。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
■無料簡単査定フォーム
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古銭「皇朝銭」とは?
皇朝銭とは、皇朝十二銭ともいう日本の古銭(硬貨)です。
708年から963年にかけて、12種類が発行されました。
本朝十二銭や、皇朝十二文銭とも呼ばれ、それらの種類には和同開珎や萬年通宝、神功開宝があります。
皇朝銭の見た目の特徴は、唐の開元通宝という貨幣を参考に造られたため、円形で真ん中に四角い穴が開いている古銭(硬貨)で、額面は1文の価値となります。
和同開珎とは?
和同開珎(わどうかいほう/わどうかいちん)とは、12種類ある皇朝銭(皇朝十二銭)の中の一種です。
発行は708年で、一番最初に発行された皇朝銭となります、
また、日本での流通が確認できる最古の貨幣が、和同開珎だと言われています。
和同開珎は円形で直径24mm、真ん中の穴は一辺約7mmの正方形です。
どの種類も表に「和同開珎」と文字が刻まれています。
古銭の皇朝銭「和同開珎」の種類
皇朝銭の和同開珎には、「古和同開陳」が5種類、「和同開珎」が7種類あります。
それでは、和同開珎の種類についての詳く確認してみましょう。
古銭「古和同開珎」の5種類
・笹手
・縮字
・大字/小字
・隷開(位付2)
・隷開(位付4)
古和同開珎笹手
古和同開珎の笹手は、銀と銅でできています。
銭文(刻まれた文字)の末端が細く、「和同開珎」という文字の「同」の口が降りているのが特徴です。
古和同開珎縮字
古和同開珎の縮字は、銀と銅でできています。
「禾」(和ののぎへん)の第四画の先端が隆起して、点のようになっているのが特徴です。
古和同開珎大字/小字
古和同開珎の大字/小字は、銀と銅でできています。
大字は「和」の字が縦長で、「開」の字が大きく長いのが特徴です。
小字のほうは、この逆の字体になります。
古和同開珎隷開(位付2)
古和同開珎隷開(位付2)は、銀でできています。
「同」の字の「口」が左に寄っており、「開」の字は隷開(開の門構えの上部が開いている字体)です。
古和同開珎隷開(位付4)
古和同開珎隷開(位付4)は、銅でできています。
隷開(位付2)と字体は同じですが、こちらは素材が銀ではなく銅であるため、位付も異なります。
古銭「和同開珎」の7種類
・中字(標準銭)
・短和(降和)
・長珎
・小珎
・ノ木
・三ツ跳
・四ツ跳
和同開珎中字(標準銭)
和同開珎中字(標準銭)は、銅でできています。
中字は和同開珎の中で最も標準的な、基本書体が刻まれているものです。
和同開珎短和(降和)
和同開珎短和(降和)は、銅でできています。
「和」の字が降りており、「珎」の「王」と「同」の「口」が大きいのが特徴です。
和同開珎長珎
和同開珎長珎は、銅でできています。
「和」の「禾」の第二・三画が降りており、「珎」の「尓」が長くなっています。
和同開珎小珎
和同開珎小珎は、銅でできています。
「和」の字の「口」が昂り、「珎」の「尓」が左に寄っています。
和同開珎ノ木
和同開珎ノ木は、銅でできています。
「和」の第五画と、「珎」の「尓」が長いのが特徴です。
和同開珎三ツ跳
和同開珎三ツ跳は、銅でできています。
「和」「同」「珎」の3文字の末端が跳ねており、全体的に文字が大きくなっています。
和同開珎四ツ跳
和同開珎四ツ跳は、銅でできています。
「和」「同」「開」「珎」すべての文字の末端が跳ねており、全体的に文字が小さくなっています。
古銭「和同開珎」は宝スタンプコインは無料でお見積り致します
和同開珎は種類が多く、見分けがつきづらい場合もあります。
また和同開珎の種類や状態、相場によっても価値(買取価格)が大きく変動いたしますので、お手元に和同開珎をお持ちのお客様には、ぜひプロの査定を受けられることをおすすめいたします。
宝スタンプコインのホームページには「簡単!買取査定フォーム」をご用意。
写真を撮って送るだけの簡単なフォームですので、まずはお気軽にご利用ください。
なお和同開珎は偽物も多く鑑定書がついていない物は買取できない場合もございます。
当店は、大阪駅前第2ビルにあり非常に好アクセス。
より詳しい査定を受けられたいお客様は、ぜひ宝スタンプコインの店頭にお越しくださいませ。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
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