香木とはその名の通り、芳香を持った木材のことです。 木片を加熱することで良い香りが立ち、香料として使用されます。 香木は近年、世界中で需要が高まっているため、買取価格も高騰しています。
香木というと、通常「沈香(じんこう)」「伽羅(きゃら)」「白檀(びゃくだん)」の3種類の木材を指します。
なかでも、沈香と伽羅は人気が高い香木です。 なお香木の香りを楽しむ芸道・作法のことを「香道」と呼びます。
■香道とは?
香木の歴史は古く、推古天皇3年に日本の淡路島に漂着した記録が残っています。 当初は貴族の文化だった香道ですが、現在は広く嗜まれるようになりました。
香道では熱した香木の香りを楽しみますが、「嗅ぐ」という言葉は使わず、香りを「聞く」と表現します。
香道で行われるのは、香りを聞いて楽しむ「聞香(もんこう)」や、香りを聞き分ける「組香(くみこう)」という遊びなどです。
沈香は、熱帯アジア原産のジンチョウゲ科の樹木からできています。 樹木の中に長い年月をかけて樹脂が溜まっていき、それが熟成されることで質の良い香木ができます。
本来は軽い樹木ですが、樹脂のできた部分は水に沈むほど重くなることから、「沈水香」と呼ばれるようになりました。
樹脂を熱することで香りが立つため、常温ではあまり香りはありません。
伽羅とは、沈香の最上品のことです。 ベトナムの一部でしか産出されない希少な香木で、極良品は現在、1グラム数万円で取引されることもあります。
伽羅は長い年月をかけて生成される分、香り高く、鎮静効果もあると言われています。
白檀は熱帯性の樹木からできており、インド南部産のものは最上級白檀として扱われます。
白檀は熱さなくても香りがするため、仏像などの彫刻、念珠、扇子といった上質な工芸品にも利用されます。
蘭奢待の説明をお願いします。
蘭奢待(らんじゃたい)は、奈良県の東大寺正倉院に保管されている香木です。 鎌倉時代から権力者達に愛された名香で、足利義満や織田信長なども、その一部を切り取って香りを楽しんだと言われています。
蘭奢待は全長1.5m、直径(最大)37.8cm、重さ11.6kgという、日本最大の香木です。
「蘭奢待」というのは「東大寺」の文字を含んだ雅称(「蘭の中に東、奢の中に大、待の文字の中に寺」を含む)で、正倉院の宝物目録には「黄熟香」という名前で記録されています。
香木は近年需要が高まっており、買取価格も高騰しています。希少な伽羅などは、特に高価買い取りが期待できる香木です。
しかし、香木の中には人工的に香りを付けた偽物も存在するため、注意しなければなりません。
創業45年の宝スタンプコインは、その確かな目でお客様の香木をしっかり査定いたします。 香木についてご質問やご不明点がある方は、お気軽にご相談ください。 宝スタンプコインは大阪駅前第二ビルとアクセス至便な場所にございます。 皆様のご来店、心よりお待ちしています。
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香木とは?
香木とはその名の通り、芳香を持った木材のことです。
木片を加熱することで良い香りが立ち、香料として使用されます。
香木は近年、世界中で需要が高まっているため、買取価格も高騰しています。
香木の種類には何があるの?
香木というと、通常「沈香(じんこう)」「伽羅(きゃら)」「白檀(びゃくだん)」の3種類の木材を指します。
なかでも、沈香と伽羅は人気が高い香木です。
なお香木の香りを楽しむ芸道・作法のことを「香道」と呼びます。
■香道とは?
香木の歴史は古く、推古天皇3年に日本の淡路島に漂着した記録が残っています。
当初は貴族の文化だった香道ですが、現在は広く嗜まれるようになりました。
香道では熱した香木の香りを楽しみますが、「嗅ぐ」という言葉は使わず、香りを「聞く」と表現します。
香道で行われるのは、香りを聞いて楽しむ「聞香(もんこう)」や、香りを聞き分ける「組香(くみこう)」という遊びなどです。
香木の沈香とは?
沈香は、熱帯アジア原産のジンチョウゲ科の樹木からできています。
樹木の中に長い年月をかけて樹脂が溜まっていき、それが熟成されることで質の良い香木ができます。
本来は軽い樹木ですが、樹脂のできた部分は水に沈むほど重くなることから、「沈水香」と呼ばれるようになりました。
樹脂を熱することで香りが立つため、常温ではあまり香りはありません。
香木の伽羅とは?
伽羅とは、沈香の最上品のことです。
ベトナムの一部でしか産出されない希少な香木で、極良品は現在、1グラム数万円で取引されることもあります。
伽羅は長い年月をかけて生成される分、香り高く、鎮静効果もあると言われています。
香木の白檀とは?
白檀は熱帯性の樹木からできており、インド南部産のものは最上級白檀として扱われます。
白檀は熱さなくても香りがするため、仏像などの彫刻、念珠、扇子といった上質な工芸品にも利用されます。
最も大きな香木「蘭奢待」とは?
蘭奢待の説明をお願いします。
蘭奢待(らんじゃたい)は、奈良県の東大寺正倉院に保管されている香木です。
鎌倉時代から権力者達に愛された名香で、足利義満や織田信長なども、その一部を切り取って香りを楽しんだと言われています。
蘭奢待は全長1.5m、直径(最大)37.8cm、重さ11.6kgという、日本最大の香木です。
「蘭奢待」というのは「東大寺」の文字を含んだ雅称(「蘭の中に東、奢の中に大、待の文字の中に寺」を含む)で、正倉院の宝物目録には「黄熟香」という名前で記録されています。
香木の価値と高価買取
香木は近年需要が高まっており、買取価格も高騰しています。希少な伽羅などは、特に高価買い取りが期待できる香木です。
しかし、香木の中には人工的に香りを付けた偽物も存在するため、注意しなければなりません。
創業45年の宝スタンプコインは、その確かな目でお客様の香木をしっかり査定いたします。
香木についてご質問やご不明点がある方は、お気軽にご相談ください。
宝スタンプコインは大阪駅前第二ビルとアクセス至便な場所にございます。
皆様のご来店、心よりお待ちしています。