切手文化人シリーズは、1949年~1952年にかけて18種類が発行されました。 18人の画家、作家、教育者など、文化活動において功績を残した人物の肖像が描かれています。
切手文化人シリーズは、以下の18種類です。
・野口英世 ・福沢諭吉 ・夏目漱石 ・坪内逍遥 ・九代目市川団十郎 ・新島襄 ・狩野芳崖 ・内村鑑三 ・樋口一葉 ・森鴎外 ・正岡子規 ・菱田春草 ・西周 ・梅謙次郎 ・木村栄 ・新渡戸稲造 ・寺田寅彦 ・岡倉天心
切手文化人シリーズ「野口英世」(切手番号174)は、1949年11月3日に発行されました。 発行枚数は3,000万枚で、シートは20枚構成です。 デザインとしては、渋い緑がかった色の切手で、野口英世の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。 野口英世は医学者(細菌学者)で、海外へ渡り蛇の毒や黄熱病の研究に努めました。
野口英世の切手には僅かにデザインの違う第2種版が存在し、その切手番号は「174a」になります。(日本切手カタログ)
切手文化人シリーズ「福沢諭吉」(切手番号175)は、1950年2月3日に発行されました。 発行枚数は3,000万枚で、シートは20枚構成です。 くすんだ茶色の切手で、福沢諭吉の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。福沢諭吉は文明開化の時代に生きた武士・教育者で、慶応義塾大学の元となる私塾を創設しました。
切手文化人シリーズ「夏目漱石」(切手番号176)は、1950年4月10日に発行されました。 発行枚数は3,000万枚で、シートは20枚構成です。 モノクロの切手(人物の背景も黒)で、夏目漱石の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。 夏目漱石は文学者で、代表作に「吾輩は猫である」「坊っちゃん」などがあります。
切手文化人シリーズ「坪内逍遥」(切手番号177)は、1950年5月23日に発行されました。 発行枚数は3,000万枚で、シートは20枚構成です。 やや青みがかった黒のような色(人物の背景も黒)の切手で、坪内逍遥の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。 坪内逍遥は文学者で、代表作に『小説神髄』などがあり、シェイクスピア全集の翻訳も務めました。
切手文化人シリーズ「九代目市川団十郎」(切手番号178)は、1950年9月13日に発行されました。 発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。 暗い紫色の切手で、九代目市川団十郎の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。 九代目市川団十郎は歌舞伎役者で、「成田屋」の屋号で明治初期の歌舞伎界を席巻しました。
切手文化人シリーズ「新島襄」(切手番号179)は、1950年11月22日に発行されました。 発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。 こげ茶色のような色味の切手で、新島襄の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。 新島襄はキリスト教の教育者で、同志社大学の元となる同志社英学校を創立しました。
切手文化人シリーズ「狩野芳崖」(切手番号180)は、1951年2月27日に発行されました。 発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。 緑がかった灰色っぽい切手で、狩野芳崖の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。 狩野芳崖は近代日本画の父とも呼ばれる画家で、「悲母観音」という作品は重要文化財に指定されています。
切手文化人シリーズ「内村鑑三」(切手番号181)は、1951年3月23日に発行されました。 発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。 渋い紫色の切手で、内村鑑三の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。 内村鑑三はキリスト教徒の宗教家で、日本独自の「無教会主義」という信仰の在り方を広めました。
切手文化人シリーズ「樋口一葉」(切手番号182)は、1951年4月10日に発行されました。 発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。 渋い赤色の切手で、樋口一葉の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。樋口一葉は作家で、代表作に「たけくらべ」「にごりえ」などがあります。
切手文化人シリーズ「森鴎外」(切手番号183)は、1951年7月9日に発行されました。発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。 やや赤みがかった茶色の切手で、森鴎外の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。 森鴎外は文学者で、代表作に「舞姫」「高瀬舟」などがあります。
切手文化人シリーズ「正岡子規」(切手番号184)は、1951年9月19日に発行されました。 発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。 くすんだ茶色の切手で、正岡子規の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。正岡子規は俳人ですが、俳句以外にも短歌や小説など幅広い作品を発表し、明治の文学界に名を残しました。
切手文化人シリーズ「菱田春草」(切手番号185)は、1951年9月21日に発行されました。 発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。 紺色のような紫がかった色の切手で、菱田春草の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。 菱田春草は岡倉天心の門下で日本画を学んだ画家で、「黒き猫」「落葉」など4点の作品が重要文化財に指定されています。
切手文化人シリーズ「西周」(切手番号186)は、1952年1月31日に発行されました。発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。 灰色がかったようなくすんだ黒色の切手で、西周の肖像と額面の「10円」などがデザインされています。 西周は哲学者で、日本における哲学の専門用語を数多く考案し、日本近代哲学の父と呼ばれています。
切手文化人シリーズ「梅謙次郎」(切手番号187)は、1952年8月25日に発行されました。発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。くすんだ茶色の切手で、梅謙次郎の肖像と額面の「10円」などがデザインされています。梅謙次郎は日本民法の父とも呼ばれる法律家で、法政大学の前身である和仏法律学校の学監・校長なども務めました。
切手文化人シリーズ「木村栄」(切手番号188)は、1952年9月26日に発行されました。 発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。 くすんだ朱色のような色味の切手で、木村栄の肖像と額面の「10円」などがデザインされています。 木村栄は天文学者で、地球の緯度の変化を測る「Z項」という公式を発見しました。
切手文化人シリーズ「新渡戸稲造」(切手番号189)は、1952年10月16日に発行されました。 発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。 青みがかった灰色の切手で、新渡戸稲造の肖像と額面の「10円」などがデザインされています。 新渡戸稲造は教育者で、国際連盟事務次長などを務め、著書である「武士道」は世界各国で発行されるベストセラーとなりました。
切手文化人シリーズ「寺田寅彦」(切手番号190)は、1952年11月3日に発行されました。 発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。 薄いこげ茶のような色の切手で、寺田寅彦の肖像と額面の「10円」などがデザインされています。 寺田寅彦は科学者ですが、夏目漱石の元で文学を学び随筆なども発表しています。
切手文化人シリーズ「岡倉天心」(切手番号191)は、1952年11月3日に発行されました。発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。 薄い灰色のような色の切手で、岡倉天心の肖像と額面の「10円」などがデザインされています。 岡倉天心は美術行政家・思想家として日本の近代美術を発展させた人物で、東京美術学校の創立者でもあります。
切手文化人シリーズは、状態や希少価値によって買取価格が変動します。 買取切手は基本的に、シートのままの状態のほうが高値となりますが、当店はバラの切手も査定OK!創業45年、買取件数11万件以上の実績を誇る宝スタンプコインが確かな目で査定いたします。ぜひお気軽にご来店ください。
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切手「文化人シリーズ」とは?
切手文化人シリーズは、1949年~1952年にかけて18種類が発行されました。
18人の画家、作家、教育者など、文化活動において功績を残した人物の肖像が描かれています。
切手文化人シリーズの種類
切手文化人シリーズは、以下の18種類です。
・野口英世
・福沢諭吉
・夏目漱石
・坪内逍遥
・九代目市川団十郎
・新島襄
・狩野芳崖
・内村鑑三
・樋口一葉
・森鴎外
・正岡子規
・菱田春草
・西周
・梅謙次郎
・木村栄
・新渡戸稲造
・寺田寅彦
・岡倉天心
切手文化人シリーズの記174「野口英世」とは?
切手文化人シリーズ「野口英世」(切手番号174)は、1949年11月3日に発行されました。
発行枚数は3,000万枚で、シートは20枚構成です。
デザインとしては、渋い緑がかった色の切手で、野口英世の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。
野口英世は医学者(細菌学者)で、海外へ渡り蛇の毒や黄熱病の研究に努めました。
野口英世の切手には僅かにデザインの違う第2種版が存在し、その切手番号は「174a」になります。(日本切手カタログ)
切手文化人シリーズの記175「福沢諭吉」とは?
切手文化人シリーズ「福沢諭吉」(切手番号175)は、1950年2月3日に発行されました。
発行枚数は3,000万枚で、シートは20枚構成です。
くすんだ茶色の切手で、福沢諭吉の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。福沢諭吉は文明開化の時代に生きた武士・教育者で、慶応義塾大学の元となる私塾を創設しました。
切手文化人シリーズの記176「夏目漱石」とは?
切手文化人シリーズ「夏目漱石」(切手番号176)は、1950年4月10日に発行されました。
発行枚数は3,000万枚で、シートは20枚構成です。
モノクロの切手(人物の背景も黒)で、夏目漱石の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。
夏目漱石は文学者で、代表作に「吾輩は猫である」「坊っちゃん」などがあります。
切手文化人シリーズの記177「坪内逍遥」とは?
切手文化人シリーズ「坪内逍遥」(切手番号177)は、1950年5月23日に発行されました。
発行枚数は3,000万枚で、シートは20枚構成です。
やや青みがかった黒のような色(人物の背景も黒)の切手で、坪内逍遥の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。
坪内逍遥は文学者で、代表作に『小説神髄』などがあり、シェイクスピア全集の翻訳も務めました。
切手文化人シリーズの記178「九代目市川団十郎」とは?
切手文化人シリーズ「九代目市川団十郎」(切手番号178)は、1950年9月13日に発行されました。
発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。
暗い紫色の切手で、九代目市川団十郎の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。
九代目市川団十郎は歌舞伎役者で、「成田屋」の屋号で明治初期の歌舞伎界を席巻しました。
切手文化人シリーズの記179「新島襄」とは?
切手文化人シリーズ「新島襄」(切手番号179)は、1950年11月22日に発行されました。
発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。
こげ茶色のような色味の切手で、新島襄の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。
新島襄はキリスト教の教育者で、同志社大学の元となる同志社英学校を創立しました。
切手文化人シリーズの記180「狩野芳崖」とは?
切手文化人シリーズ「狩野芳崖」(切手番号180)は、1951年2月27日に発行されました。
発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。
緑がかった灰色っぽい切手で、狩野芳崖の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。
狩野芳崖は近代日本画の父とも呼ばれる画家で、「悲母観音」という作品は重要文化財に指定されています。
切手文化人シリーズの記181「内村鑑三」とは?
切手文化人シリーズ「内村鑑三」(切手番号181)は、1951年3月23日に発行されました。
発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。
渋い紫色の切手で、内村鑑三の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。
内村鑑三はキリスト教徒の宗教家で、日本独自の「無教会主義」という信仰の在り方を広めました。
切手文化人シリーズの記182「樋口一葉」とは?
切手文化人シリーズ「樋口一葉」(切手番号182)は、1951年4月10日に発行されました。
発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。
渋い赤色の切手で、樋口一葉の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。樋口一葉は作家で、代表作に「たけくらべ」「にごりえ」などがあります。
切手文化人シリーズの記183「森鴎外」とは?
切手文化人シリーズ「森鴎外」(切手番号183)は、1951年7月9日に発行されました。発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。
やや赤みがかった茶色の切手で、森鴎外の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。
森鴎外は文学者で、代表作に「舞姫」「高瀬舟」などがあります。
切手文化人シリーズの記184「正岡子規」とは?
切手文化人シリーズ「正岡子規」(切手番号184)は、1951年9月19日に発行されました。
発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。
くすんだ茶色の切手で、正岡子規の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。正岡子規は俳人ですが、俳句以外にも短歌や小説など幅広い作品を発表し、明治の文学界に名を残しました。
切手文化人シリーズの記185「菱田春草」とは?
切手文化人シリーズ「菱田春草」(切手番号185)は、1951年9月21日に発行されました。
発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。
紺色のような紫がかった色の切手で、菱田春草の肖像と額面の「8円」などがデザインされています。
菱田春草は岡倉天心の門下で日本画を学んだ画家で、「黒き猫」「落葉」など4点の作品が重要文化財に指定されています。
切手文化人シリーズの記186「西周」とは?
切手文化人シリーズ「西周」(切手番号186)は、1952年1月31日に発行されました。発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。
灰色がかったようなくすんだ黒色の切手で、西周の肖像と額面の「10円」などがデザインされています。
西周は哲学者で、日本における哲学の専門用語を数多く考案し、日本近代哲学の父と呼ばれています。
切手文化人シリーズの記187「梅謙次郎」とは?
切手文化人シリーズ「梅謙次郎」(切手番号187)は、1952年8月25日に発行されました。発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。くすんだ茶色の切手で、梅謙次郎の肖像と額面の「10円」などがデザインされています。梅謙次郎は日本民法の父とも呼ばれる法律家で、法政大学の前身である和仏法律学校の学監・校長なども務めました。
切手文化人シリーズの記188「木村栄」とは?
切手文化人シリーズ「木村栄」(切手番号188)は、1952年9月26日に発行されました。
発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。
くすんだ朱色のような色味の切手で、木村栄の肖像と額面の「10円」などがデザインされています。
木村栄は天文学者で、地球の緯度の変化を測る「Z項」という公式を発見しました。
切手文化人シリーズの記189「新渡戸稲造」とは?
切手文化人シリーズ「新渡戸稲造」(切手番号189)は、1952年10月16日に発行されました。
発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。
青みがかった灰色の切手で、新渡戸稲造の肖像と額面の「10円」などがデザインされています。
新渡戸稲造は教育者で、国際連盟事務次長などを務め、著書である「武士道」は世界各国で発行されるベストセラーとなりました。
切手文化人シリーズの記190「寺田寅彦」とは?
切手文化人シリーズ「寺田寅彦」(切手番号190)は、1952年11月3日に発行されました。
発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。
薄いこげ茶のような色の切手で、寺田寅彦の肖像と額面の「10円」などがデザインされています。
寺田寅彦は科学者ですが、夏目漱石の元で文学を学び随筆なども発表しています。
切手文化人シリーズの記191「岡倉天心」とは?
切手文化人シリーズ「岡倉天心」(切手番号191)は、1952年11月3日に発行されました。発行枚数は1,000万枚で、シートは20枚構成です。
薄い灰色のような色の切手で、岡倉天心の肖像と額面の「10円」などがデザインされています。
岡倉天心は美術行政家・思想家として日本の近代美術を発展させた人物で、東京美術学校の創立者でもあります。
「切手文化人シリーズ」の高価買取には?
切手文化人シリーズは、状態や希少価値によって買取価格が変動します。
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